高齢者施設の暮らしをサポート＜入居・退去編＞

 
先月は、高齢者施設への入居前に行う
ご自宅のお片付けについてご紹介しました。
今回は、施設にご入居される際のお持ち込み品や
退去される際のお片付けについてご紹介します。
 
その際、まず確認しておきたいのは
お持ち込みされる荷物の量について。
 
高齢者施設の専用居室面積は、
介護の状態に合わせた施設に合わせて
それぞれ最低面積基準が決められています。
 
この中で比較的、介護度の軽い人が入居される
介護付き有料老人ホームの床面積の標準は、
1人あたり15～18平方メートル程度（8.5～11畳）です。
 
お元気なら特に、引っ越しされるような感覚で
あれもこれもと持参すると、居室に入りきれない場合があります。
家具や荷物はできるだけ最小限に抑えながらも、
入居後の環境変化に馴染みやすくなるよう
使い慣れたものや愛着のあるものもご持参されると良いかと思います。
 

いつかは訪れる退去に備えて

 
高齢者施設の住み替えや体調悪化による入院など、
さまざまな理由から、いずれは退去が必要になります。
次のご入居者が待たれているケースも多く、
退去期限が決まっていることもしばしば。
 
居室の広さが決まっていますので、家財道具は少ないとしても
住み替え先や病院などとの調整もある中、
限られた期間内で運び出すのは大変！
 
さらに、家具や寝具などを処分するなら
高齢者施設のある自治体での、処分方法などを調べておく必要があり、
思った以上に手間や時間がかかってしまいます。
 

 
 

高齢者施設にお住いの不用品や退去時のお片付けも

 
神奈川西湘地区で、お片付けサービスを行っている
「ありがとう連絡会」では、
作業の時間帯や人数など、充分配慮しながら
高齢者施設にお住いの方の不用品や
退去時のお片付けもサポートしています。
 
また、作業時にご家族が立ち会えない場合も、施設の方と調整を行い、
万が一お片付け途中に貴重品が発見された場合は、
ご家族などに連絡をさせていただいております。
そのほか、思い出の品のお焚き上げなど、気になることがありましたら
お気軽にご相談ください。