菜花に酒粕　あしがら早春の味

 
立春を迎え、寒さの中にも春の気配が
少しずつ感じられるようになりました。
 
あしがらエリアの農産物直売所では、
農家さんが大切に育てた旬の野菜が並び、
季節の移り変わりを感じます。
 
旬の食材は、旨味が濃くて栄養成分も豊富！
食卓のメニューに取り入れない手はありません。

βカロテンや鉄分豊富な菜花

 
早春を感じる野菜と言ったら、やっぱりコレ！
青々とした若葉と黄色い花弁が、食卓を彩ります。
 
見た目だけでなく栄養成分も優秀で、
免疫力を高めてくれるβカロテンや、
骨を生成する成分のカリウムやカルシウムなども多く含まれているそうです。
また、鉄分も豊富なので貧血気味な人にもオススメ。
 
 

独特の食感と辛みのアーサイ

新芽のような柔らかな葉が蕾のように重なった、こんな野菜を見つけました。
2月～3月が旬の中国野菜で名前はアーサイ、
漢字では「児菜」と書き、アブラナ科の一種です。
 
生で食べると高菜に似たピリッとした辛さがあり、大人の味。
野菜炒めや天ぷらなど、火を通すと
辛みが薄れて甘みが引き立ち、コリコリとした食感もクセになります。
血圧降下作用や精神の安定に良いとされる
γ―アミノ酪酸含量（ＧＡＢA）が豊富に含まれているそうです。

酒粕は栄養豊富な万能調味料

 
あしがらエリアにある５つの酒蔵。
新酒を絞るこの時期は、酒粕のシーズンです。
酒蔵の直売所では、出来立ての酒粕を販売しています。
 
酒粕は“かす”と呼ばれますが、
肌の調子を整えるビタミンB群、便秘の解消に役立つ食物繊維、
血圧の上昇を抑えるペプチドという成分などが豊富だそうです。
 
水と砂糖を加えて甘酒として飲むのはもちろん、
牛乳や豆乳、お味噌汁やスープに溶いてみたり、
酒粕の発酵を利用してパンを使ってみたり、
栄養豊富な万能調味料！
 
ちなみに酒粕の味わいは、酒蔵によって異なるのはもちろん、
しぼられた酒の種類によっても違うので、
同じ酒蔵でも、その時々によって風味が異なるそうですよ。
 
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今回は、体をスッキリ元気にしてくれる旬の食材を紹介しました。
本格的な春の到来を前に、お部屋にある不要なものを片付けて
住まいもスッキリ整えてみませんか。